COLUMN

スポーツ選手を知るきっかけは、試合や大会であることが多いものです。
バスケットボールの試合で印象に残るプレーを見たり、バレーボールの大会で活躍する選手を知ったり、陸上競技や水泳の大会で記録を更新した選手に興味を持ったりする。
その後、選手のプロフィールや競技成績を調べ、SNSで写真や動画を見る。
しかし、そこでさらにその選手について知りたいと思ったとき、その選手がこれまでどんな競技人生を歩んできたのかを、写真や映像とともにまとめて見ることができる場所は、意外と多くありません。
大会の結果やプロフィールだけではなく、これまでの活動そのものを一つのWeb空間にまとめ、訪れた人がその中を巡りながら選手を知っていく。
そんな選手の見せ方も考えられます。
スポーツ選手の情報には、試合結果やランキング、プロフィールなど、数字で表せるものがたくさんあります。
もちろん、それらは選手を知るために重要な情報です。
一方で、数字だけでは伝わらないものもあります。
過去の大会で撮影された写真、印象に残っている試合やプレー、練習している姿、チームで活動している様子、遠征先での写真、本人へのインタビュー、競技について語った言葉。
こうした一つひとつの素材を並べていくと、その選手がどんな活動をしてきたのかが少しずつ見えてきます。
例えばバスケットボール選手なら、シーズンごとの試合写真や印象的なプレー、チームでの活動、インタビューなどを展示する。
バレーボール選手なら、大会やシーズンの記録、試合中の写真、練習風景、本人のコメントなどを組み合わせる。
フィギュアスケートなら、これまでの演技や大会、衣装、写真、映像、インタビューなどをまとめる。
競技は違っても、選手の活動を一つの場所に集め、これまでの歩みを見てもらうという考え方は共通しています。
選手の活動を、時系列やテーマごとに分けて展示することができます。
例えば「ジュニア時代」「プロ入り」「現在」といった時期ごとに分けたり、「大会」「練習」「チーム」「インタビュー」といったテーマごとに展示室をつくったりする。
バスケットボールなら、シーズンごとの展示にしてもよいでしょう。
バレーボールなら、所属チームや大会を軸にする方法があります。
陸上選手なら、種目や大会記録と写真を組み合わせる。
水泳選手なら、年代ごとの大会や記録、本人のコメントを展示する。
一つの決まった形式があるのではなく、その選手が歩んできた競技人生に合わせて構成を考えられることが、バーチャル展示の面白さです。
スポーツ選手には、長い活動の中でたくさんの写真や映像が蓄積されています。
大会で撮影された写真、チームでの写真、練習風景、インタビュー、表彰式、遠征先での記録などです。
ところが、SNSに投稿された写真は時間とともに流れていき、大会の公式サイトも大会終了後には更新されなくなることがあります。
せっかく残っている素材を、そのときだけで終わらせるのではなく、後からもう一度見られるコンテンツとしてまとめておく。
これもバーチャル展示の使い方の一つです。
過去の大会写真を年代順に展示したり、印象的なプレーをまとめたり、本人のコメントと写真を組み合わせたりすることで、過去の素材に新しい役割を持たせることができます。
新しい写真や動画を追加することで、展示そのものも少しずつ成長していきます。
こうした展示は、引退した選手のためだけのものではありません。
現役選手であれば、新しいシーズンの開始に合わせて展示内容を更新したり、大会後に写真や動画を追加したりすることができます。
例えば、新しいシーズンが始まったら新しい展示室を追加し、大会が終わるたびに写真や本人のコメントを追加していく。
年間を通じて少しずつ展示を更新していけば、Web上に選手の活動が蓄積されていきます。
大会のたびに情報を発信するだけではなく、発信した情報が選手自身のWeb上の資産として残っていくという考え方です。
スポーツ選手のプロモーションでは、ファンだけが対象になるわけではありません。
スポンサー企業、メディア、イベント主催者、競技団体など、選手の活動を知ってもらいたい相手はさまざまです。
例えば、選手の競技実績だけでなく、これまでの活動や競技への取り組みを一つの展示にまとめておけば、その選手を知らない人にも人物や競技の魅力を知ってもらうきっかけになります。
スポンサーとの活動、地域でのイベント、競技普及活動なども展示に加えることができます。
選手のプロフィールを一枚のページにまとめるのではなく、「この選手はどんな人なのか」を写真や映像とともに見てもらう場所として使うことができます。
スポーツ選手にとって、引退は競技人生の終わりであると同時に、これまでの活動を振り返るタイミングでもあります。
現役中に蓄積した写真や映像、大会の記録、本人の言葉などを、そのまま過去のものにしてしまうのではなく、一つの展示として残しておく。
これまでの競技人生を振り返るバーチャルミュージアムとして公開し、ファンや関係者が訪れられる場所にすることができます。
さらに、引退後に指導、講演、イベント出演などを行うのであれば、その現在の活動を展示に加えていくこともできます。
現役時代の記録を残すだけではなく、現役から引退後まで続いていくWeb上の活動拠点として考えることもできます。
現役中は大会やニュースを通して多くの人に知られていた選手でも、引退すると新しい情報が少なくなり、過去の活動が見えにくくなることがあります。
そこで、これまでの競技人生をまとめた展示をつくり、引退後も公開し続ける。
過去の大会を振り返るだけでも、一つのコンテンツになります。
さらに、現在の活動を紹介したり、講演やイベント、指導などの案内を掲載したり、関連する商品やサービスへつなげたりすることもできます。
選手が現役中に積み重ねてきた写真や記録を、引退後の活動にもつなげていく。
バーチャル展示は、そのための一つの方法になります。
選手の展示をつくることは、その選手だけのプロモーションに限りません。
その選手をきっかけに、その競技そのものに興味を持ってもらうこともできます。
例えば、バレーボール選手の展示を見に来た人が、試合の写真や映像を通じて競技に興味を持つ。
バスケットボール選手の活動を追っていた人が、チームやリーグのことを知る。
フィギュアスケート選手の展示を訪れた人が、競技の歴史や大会について調べてみる。
選手の魅力から競技へ、競技からまた別の選手へ。
そうした広がりをつくることもできます。
特に、まだ一般には十分知られていない競技であれば、選手を入口にして競技を知ってもらうという方法も考えられます。
Webには、写真や動画を公開する方法がたくさんあります。
SNSに投稿することもできますし、動画サイトに映像を公開することもできます。
バーチャル展示がそれらと違うのは、コンテンツそのものだけではなく、コンテンツを見るための空間をつくれることです。
入口から入り、写真を見て、別の展示へ移動する。
そこで動画を見て、その選手のコメントを読む。
さらに奥へ進むと、過去の大会の展示がある。
そうやって自分のペースで巡りながら、その選手について知っていくことができます。
GALLERIST3Dでは、写真や作品をWeb上の3D空間に展示し、PCやスマートフォン、タブレットから訪れることができます。展示する作品を入れ替えながら、シーズンや大会、記念企画などに合わせて継続的に利用することもできます。
スポーツ選手の価値は、現在の成績だけではありません。
これまでどんな大会に出場し、どんな経験を積み、どんな活動をしてきたのか。その一つひとつが、その選手を知るための大切なコンテンツになります。
現役中なら、それをプロモーションに活用する。
大会が終われば、その記録を残す。
節目には、これまでの活動を振り返る。
引退後には、競技人生を一つの展示として残し、新しい活動につなげていく。
そんなふうに考えると、Web上の展示は一度きりのプロモーションではなく、選手の活動とともに変化していく場所になります。
スポーツ選手の魅力をもっと伝えたい。
試合や大会だけでは伝えきれない活動を、写真や動画とともに残したい。
これまで積み重ねてきた競技人生を、これからの活動にもつなげたい。
その一つの方法として、選手自身の競技人生を巡ることのできるバーチャルな展示空間をつくることができます。
試合結果やプロフィールだけでは伝えきれない、写真や映像、これまでの活動を一つの空間にまとめることができます。
関連記事:
ランキング














