COLUMN

ギャラリーに入ると、壁に並んだ作品がすぐに目に入る。どこに何が展示されているのかが分かり、気になる作品があれば近づいて見る。作品を展示する空間としては、ごく自然なつくり方です。
では、もし最初からすべての作品が見えていなかったらどうでしょうか。
少し暗い空間を進んでいくと、遠くに何かがぼんやりと浮かんでいる。まだ作品なのかどうかは分からないまま、もう少し近づいてみる。すると少しずつ輪郭が見えてきて、そこに展示されている作品だと分かる。
「何があるんだろう」と思いながら進み、近づいたところで作品と出会う。
ギャラリスト3Dの「SQUAREギャラリー」には、そんな展示体験をつくるための空間があります。
SQUAREギャラリーは、これまでのBASICギャラリーをさらに広げ、4つの部屋に最大96点の作品を展示できるデザインとしてつくられています。ただ作品をたくさん並べられるようにしただけではなく、空間の奥行きや光、闇を感じられる演出を加え、ギャラリーを歩いて巡ることそのものにも変化を持たせています。
その中でも特徴的なのが「DARKNESS」です。
暗闇の中を進んでいくと、遠くにあるものは霞んで見えます。何があるのかはっきりとは分からないけれど、何かがそこにあることは感じられる。そこで少しずつ近づいていくと、霞んでいたものが徐々に見えてきます。
現実の空間でも、遠くにあるものは小さく見え、近づけば細部まで見えてきます。SQUAREギャラリーでは、その感覚を3D空間の中で表現しています。
ただし、ここで重要なのは「リアルに見える」ということだけではありません。
遠くに作品が見えているから、そこへ近づいてみたくなる。何があるのか分からないから、もう少し先まで進んでみたくなる。そうして空間を移動するうちに、作品と出会う。
つまり、作品が見える瞬間だけではなく、作品が見えるまでの時間そのものが展示の一部になるのです。
Webで作品を見る場合、ページを開けば作品はすぐに表示されます。作品画像が大きく表示され、次の作品を見れば次の画像が現れる。これは作品を効率よく見てもらうには適した方法ですが、作品と出会うまでの過程をつくることは難しいかもしれません。
3D空間なら、作品までの距離をつくることができます。
遠くから作品を見る時間があり、そこから近づいていく時間があり、近づいたことで初めて作品の細部が見えてくる。さらにその先には別の部屋があり、そこへ進めばまた違う作品が現れる。
こうして考えると、展示とは「作品をどこに置くか」だけではなく、「その作品がどのように見えてくるか」まで含めてつくれるものだと分かります。
例えば、最初から作品をすべて見せるのではなく、少し離れた場所から見えるようにする。暗い空間の中に作品を置き、近づくことで少しずつ存在感を増していくようにする。明るい部屋から暗い部屋へ移動することで、同じ作品でも違った印象を与える。
作品そのものを変えなくても、作品との出会い方を変えるだけで、展示全体の印象は変わります。
SQUAREギャラリーには、DARKNESSだけではなく、異なる雰囲気を持った4つのデザインがあります。
IVORYは柔らかく温かい光に包まれるような空間、CONCRETEは冷ややかなコンクリートと漆黒の中に光が差し込む空間、BRICKはレンガの風合いとアイボリーを組み合わせた明るくモダンな空間。そしてDARKNESSは、暗闇の中を進みながら作品を探索する空間です。
同じ「作品を展示する場所」でも、空間の明るさや奥行き、素材感によって、作品との向き合い方は変わります。
明るく開けた空間では作品を一つひとつ眺めながら展示を巡り、暗い空間では次に何が見えてくるのかを感じながら進んでいく。4つの部屋を移動していくことで、単に96点の作品を見るだけではなく、それぞれの空間を歩きながら作品と出会っていく展示になります。
ここに3D空間の面白さがあります。
現実のギャラリーでは、作品を展示する壁や床、照明などが最初から決まっていることが多いですが、3D空間なら作品を見せるための空間そのものをデザインできます。どのくらい先に作品を見せるのか、どのくらい暗くするのか、どの部屋を通って次の作品へ向かうのか。そうした空間のつくり方まで含めて展示を考えられます。
展示を見る人に、次の作品を見てもらうために「こちらをご覧ください」と案内するのではなく、空間そのものが次の作品へ誘ってくれる。
SQUAREギャラリーで目指しているのは、そうした展示の楽しさです。
遠くに何かが見えるから近づいてみる。部屋の奥に光が見えるから、その先へ進んでみる。暗闇を抜けたところで作品が現れる。作品を見終えたら、また次の空間へ進んでいく。
こうした小さな「気になる」が連続すると、展示を見ること自体が空間を探索する体験になっていきます。
作品をたくさん並べることだけを考えるのではなく、「その作品と、どんなふうに出会ってもらうか」まで考えて展示をつくる。
3Dギャラリーなら、そんな発想を実際の空間にできます。
文章だけでは、この感覚はなかなか伝わりません。
実際にDARKNESSギャラリーを開いて、少し先に見えているものへ向かって歩いてみてください。最初は霞んでいた空間が、近づくにつれて少しずつ見えてきます。その先に作品が現れたとき、「ただ作品画像を見た」のとは少し違う感覚があるはずです。
SQUAREギャラリーにはDARKNESS以外にも、IVORY、CONCRETE、BRICKという異なるデザインがあります。それぞれの空間を歩いてみると、作品を展示する場所の雰囲気そのものが、作品との出会い方を変えることが分かります。




作品を展示するとき、どうしても「どこに飾るか」「何点飾るか」ということに目が向きます。
でも、3D空間では、その先まで考えることができます。
作品が遠くに見えている時間、作品へ近づいていく時間、作品を見たあとに次の部屋へ移動する時間。その一つひとつをつなげることで、作品を見ること自体を一つの体験にできます。
暗闇の中から作品が現れる。
近づくことで作品が見えてくる。
そして、その先にはまた別の作品が待っている。
作品を「並べる」のではなく、作品と「出会う」空間をつくる。
それも、3Dだからできる展示の一つです。
ギャラリスト3Dでは、こうした展示空間を用意しています。
まずは実際にギャラリーを歩いて、作品が現れてくる感覚を体験してみてください。
➡︎ 【ゲームの世界を歩くように、作品と出会う。3Dウォークスルー展示という方法】
➡︎ 【作品を実際の空間に置いてみる。購入前に展示イメージを確認する方法】
ギャラリスト3Dでは、作品を展示するだけではなく、作品との出会い方まで含めて3D空間をつくることができます。
「どこに作品を置くか」だけではなく、「どんな空間を歩いて、どんな瞬間に作品と出会ってもらうか」。
そんな視点で、新しい展示をつくってみませんか。
➡︎ 【ギャラリスト3Dについて詳しく】
➡︎ 【料金・お申し込みはこちら】
ランキング














