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COLUMN

リアル個展を終えたあの日、あなたは何を思いましたか?

「終わった」「やりきった」「でも…これをどう活かせばいいんだろう」

そんな感覚はありませんか?

物理的な会場での個展は、作品と時間を共有した特別な体験を生みます。

でも、展示が終わった瞬間、その価値は会場の外にはほとんど残りません。

作品の写真はあるけれど、“個展としての実績”は、形として残らず、次の活動に活かしにくい――そんな現実を目の当たりにしたことのある作家は少なくないはずです。

これは単なる感想や不満ではありません。

キャリア形成の重要なポイントが、デジタル時代に置き去りにされているサインなのです。

実績とは何か?

アーティストにとって実績とは、単なる「作品リスト」ではありません。

評価や活動において、“この作家は個展を開催できるレベルの表現者だ”と示せる材料です。

作品の写真やPDFでは、意図や体験が十分に伝わらないことがあります。

一枚ずつ並べるだけでは、なぜその構成なのか、空間の体験がどうだったのかまで伝えることはできません。

つまり、“個展をやった”=実績ではなく、“個展として他者に伝えられる形”こそ実績なのです。

そのギャップが生まれる理由

○ 作品は残せるのに、個展は残せない

3Dバーチャルギャラリーや写真アーカイブなど、作品自体を残す方法はいくつもあります。

実際、作品の保管や写真のアップロードは簡単です。

ただし、それは「作品がある状態」です。

でも、多くの評価や活動では、

「どんな空間で展示されたのか」

「どういう文脈で作品が並んでいたのか」

というストーリー性が重要です。

そして、それは単なる写真や作品一覧では伝わりません。

つまり、個展を“実績として残す”には、もう一歩の表現が必要なのです。

実績として捉えられない状態

✔ 作品写真がフォルダにある

✔ PDF資料にまとめた

✔ 自分のSNSに投稿した

これらはすべて「作品を残す」行為です。

でも、形として残らず活動に活かせないことがあります。

つまり「残している」のに、“活動履歴として価値化されない”状態が起きています。

実績として評価される形とは?

ポイントは2つです。

✔ 1. 展示空間の体験を伝えること

ただ作品を見せるだけでなく、「どんな空間で」「どんな順序で」見られていたのかが分かること。

✔ 2. 一目で理解できること

他の作家や関係者が、数秒で展示全体の構成や意図を把握できる流れにすること。

実際の事例:フォトグラファーAさん

ギャラリスト3Dを使って過去の個展をアーカイブ化したフォトグラファーのAさん。

「以前の展示は終了すると形として残らず、活動履歴として振り返ることも難しかった」と語ります。
ギャラリスト3Dで個展をまとめてURL化したことで、過去の作品と展示構成がそのまま活動の履歴として残るようになりました。
Aさんは「これまで何週間もかけて管理していた展示記録が一目で確認でき、活動の整理や振り返りがスムーズになった」と話しています。

この事例は、単なる作品保存ではなく個展としての価値を継続的に活かせる形にできることを示しています。

ギャラリーサービスの本当の価値

ここで大切なのは、

“個展を残す”ではなく “個展を活動履歴として残せる形にする” こと です。

あなたがこれまで展示してきた作品は素晴らしいかもしれません。

それでも、形として残せていなければ、次の活動に活かすことは難しいままです。

次につなげるための3つのステップ

✔ Step1:展示タイトル・テーマを明確にする

作品の羅列ではなく、展示の意図・構成・流れを整理します。

✔ Step2:空間として体験できる形にする

3Dギャラリーやポートフォリオサイトに、展示体験を再現できる形式で公開します。

✔ Step3:URLでまとめる

活動の履歴として一目で確認できるURLを作り、整理・振り返りに活用します。

Step4:展示データをバックアップ・再開する

さらに、ギャラリスト3Dでは展示データ一式をダウンロードしてバックアップできる機能があります。

必要に応じてアップロードすれば、展示をそのまま再開することも可能です。

これにより、過去の個展を安全に保存しつつ、後から修正・再公開することも簡単になります。

Aさんもこの機能を活用して、過去の展示を整理しながら活動を続けています。

最後に

あなたの個展は、単なるイベントではありません。

活動の履歴として残すかどうかで、今後の表現や活動の整理が変わります。

過去の個展を形として残し、バックアップ・再開も可能にすることは、あなたの創作活動をより意味あるものにする大切な一歩です。

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