COLUMN

キャンペーンや展示会、周年イベントなどの企画が決まったとき、もう一つ何か参加者に楽しんでもらえる企画を加えたいと思ったことはありませんか。
メイン企画だけでも目的は達成できるかもしれません。しかし、参加者が商品やブランドに触れる機会を増やしたり、イベントの前後にも楽しめるコンテンツを用意したりすることで、企画の可能性は広がります。
例えば、商品購入キャンペーンに写真投稿企画を組み合わせる。展示会で紹介した商品を、会場の外からも見られる展示にする。周年イベントに、顧客や社員の思い出を集めた企画を加える。
こうした連動企画は、必ずしも大規模なシステム開発から始める必要はありません。すでにある写真や商品画像、イベントの素材を活用すれば、準備の負担を抑えながら形にできる場合もあります。
この記事では、メイン企画にもう一つの体験を加えるウェブ企画アイデアと、その実現方法を紹介します。
連動企画を考えるときは、単に施策の数を増やすのではなく、メイン企画だけでは実現しにくいことを補う視点が大切です。
商品を購入する、イベントに来場する、キャンペーンに応募する。その一度の行動だけで終わらず、写真を見る、作品を投稿する、ほかの参加者の工夫を知るといった接点を作れます。
展示会やイベントは、会場に来られる人にとっては貴重な機会ですが、距離や時間の都合で参加できない人もいます。
会場で紹介した写真や作品、商品情報などを別の形で公開すれば、イベントの内容をより広い人に届けられます。
イベント当日だけでなく、開催前に参加者を募集したり、開催後に写真や作品を紹介したりすることで、企画に触れる期間を広げられます。
大切なのは、メイン企画と追加企画が別々の施策にならないことです。同じテーマや目的でつなぐことで、一つの企画としてのまとまりが生まれます。
商品を購入した人に、実際に使っている様子やお気に入りの使い方を写真で投稿してもらう企画です。
例えば、家具なら部屋でのコーディネート、食品ならおすすめの食べ方、雑貨なら日常での活用方法など、商品に合わせたテーマを設定します。
購入して応募するだけでなく、商品を使う楽しみや、ほかの人の使い方を知る機会を作れます。
実施イメージ
応募写真を展示企画にすれば、参加者の使い方を一覧で見るだけでなく、空間の中で見て回る体験にもつなげられます。
展示会や見本市では、会場の広さや開催期間の都合で、紹介できる商品や情報に限りがある場合があります。
そこで、会場で紹介した商品や作品、展示の様子を写真で記録し、別の展示コンテンツとして公開する方法が考えられます。
会場に来られなかった人にも展示内容を届けられるほか、来場者が後から商品を振り返る機会にもなります。
実施イメージ
写真から展示空間を作る方法なら、会場の展示をすべて再現するのではなく、紹介したい商品や作品に絞って企画を組み立てることもできます。
周年記念は、企業の歴史を振り返るだけでなく、顧客や社員との関係を伝える機会でもあります。
過去の商品写真、店舗の写真、社員の思い出、顧客から寄せられたエピソードなどを集め、周年記念の展示企画にする方法が考えられます。
実施イメージ
過去の写真や資料があれば、それらを生かして企画を始められます。特別な撮影や大規模な制作を前提とせず、手元にある素材から検討できるのも利点です。
周年企画そのもののアイデアを探している場合は、キャンペーン企画のアイデア10選も参考になります。
フォトコンテストは、作品を募集して審査するだけでなく、応募作品を広く紹介する企画にも発展させられます。
例えば、地域の風景を募集するコンテストなら、応募作品をテーマ別に展示する。商品写真のコンテストなら、参加者のさまざまな使い方を見られる展示にする。
作品を応募した人にとっては、自分の作品を見てもらう機会になり、ほかの参加者にとっても新しい発見につながります。
実施イメージ
写真を展示空間に配置すれば、単なる画像一覧とは異なる鑑賞体験を提供できます。展示する写真がすでに揃っていれば、企画の内容に応じて準備を進められます。
写真の掲載許諾や公開条件は、募集時に確認しておくことが重要です。
新商品を発表するときは、商品の特徴を伝えるだけでなく、購入を検討する人が違いや使い方を理解できる企画を加える方法もあります。
例えば、色や素材の違いを紹介する、利用シーンごとに商品を展示する、複数の商品を組み合わせて見せるなどです。
実施イメージ
商品画像や説明素材が揃っていれば、展示形式で商品を見せる方法も検討できます。色や形、組み合わせを画面上で操作する必要がある場合は、商品シミュレータなどの仕組みが適していることもあります。
必要な機能によっては、既存サービスの活用と個別開発を比較しながら検討するとよいでしょう。
イベントやキャンペーンが終了した後も、参加者の写真、作品、当日の記録などを活用できます。
例えば、イベントの様子を写真で振り返る、参加者の作品を展示する、集まった写真をテーマ別にまとめるなどの方法です。
実施イメージ
終了後のコンテンツをあらかじめ考えておけば、イベントで集まった素材を生かしやすくなります。写真や作品を展示として公開することで、当日参加できなかった人にも成果を届けられます。
ここまで紹介した企画のうち、写真投稿、フォトコンテスト、周年イベント、イベントの記録などは、写真を使った展示と相性のよいテーマです。
展示というと、会場の手配やパネル制作、印刷、設営などが必要だと考えるかもしれません。しかし、Web上の展示なら、物理的な会場を用意せずに作品を見せる方法もあります。
「ギャラリスト3D」は、写真や作品画像を使って展示空間を作れるサービスです。
手元にある写真を使い、空間の中で作品を見て回れる展示を作ることで、一覧表示だけではない臨場感のある体験を提供できます。
必要な作業や費用は、写真の枚数、展示内容、必要なカスタマイズなどによって異なります。まずは、メイン企画にどんな体験を追加したいのかを整理してみましょう。
連動企画を実施するための進め方
追加企画を考えるときは、メイン企画と同じ規模のものを新たに作る必要はありません。目的に合わせて、必要な要素を絞り込むことが大切です。
1. メイン企画だけでは足りないことを整理する
参加者との接点を増やしたいのか、会場に来られない人にも届けたいのか、イベント終了後も成果を残したいのか。追加企画の目的を一つ決めます。
2. すでにある素材を確認する
商品画像、応募写真、過去の記録、イベント資料など、活用できる素材を整理します。すでにある素材を生かせば、撮影や制作の負担を抑えられる可能性があります。
3. 必要な機能と実施方法を決める
写真を紹介するページで十分なのか、展示空間が必要なのか、応募受付や投票などの仕組みが必要なのかを整理します。
既存のサービスで実現できる部分と、独自の開発が必要な部分を分けて考えると、費用や準備期間を検討しやすくなります。
4. イベントの前後も含めてスケジュールを考える
公開日だけでなく、素材の準備、掲載許諾、制作、確認、公開終了後の扱いまで整理します。短期間で実施したい場合は、企画の範囲を絞ることも有効です。
キャンペーンやイベントに追加する企画は、必ずしも大掛かりなものである必要はありません。
手元にある写真を展示する。商品を組み合わせて見せる。参加者の成果を紹介する。メイン企画と同じテーマで、もう一つの体験を作ることから始められます。
写真から展示空間を作る方法なら、臨場感のある展示を、準備や費用の負担を抑えながら実現できる場合があります。
ギャラリスト3Dのような既存サービスで実現できる企画もあれば、応募受付や投票、商品シミュレーションなど、独自の仕組みが必要な企画もあります。
追加したい体験や実現したい内容が決まっている場合は、必要な機能と実施方法を整理するところから始めてみてください。
ランキング














